お疲れ様です。
SNSを見ていたら「グロタンディーク素数」というワードが出てきました。
何のことかよくわからなかったので、ちょっと調べてみました。
ではどうぞ。
グロタンディーク素数とは
グロタンディーク素数は57のこと
グロタンディーク素数は57のことです。
グロタンディークというのは、数学者の名前です。
アレクサンドル・グロタンディーク。
で、57は素数ではありません。
(ちなみに約数は1、3、19、57です。)
57がグロタンディーク素数と呼ばれる理由
グロタンディークが素数に関する講演をした時のことです。
聴衆「グロタンディーク先生の話は抽象的すぎてよくわかりません。」
グロタンディーク「そうですか。それでは57という素数を使って説明しましょう。」
聴衆「!?」
…というやりとりがあったと無かったとか。
57は3の倍数で合成数なので素数ではないですが、
「グロタンディークが素数っていうなら素数なんじゃないの?」
ということで、57はグロタンディーク素数と呼ばれることになりました。
なお、記録や証拠が残ってないので、真相は不明です。
57いろいろ
- 年始から数えて57日目は2月26日
- 第57代内閣総理大臣は岸信介
- 国際電話番号の57はコロンビア
- 原子番号57はランタン(La)
ブンゲン素数とは
同じような話として、ブンゲン素数というのがあります。
2019年のできごとです。
加藤文元さんの著書「宇宙と宇宙をつなぐ数学」が発売されました。
その書籍に記載された100までの素数一覧表の中に47が含まれておらず、91が含まれていました。
初版での誤植で、重版時には修正されています。
SNSでも話題となり、91はブンゲン素数となったという反応がありました。
ご本人もネタとして言及されているようです。
以上、グロタンディーク素数とブンゲン素数についてでした。
ではでは。