お疲れ様です。
ろくたは普段家にいる時はラジオをつけている確率が高いです。radikoに課金して全国のラジオが聴けるようにしています。お気に入りのラジオ局はTokyoFMとFM802です。たまにJ-WAVEとTBSラジオ。
二か月ほど前のことです。ラジオを聞いていたら、夕方の番組に武井壮さんがゲスト出演していました。その時武井さんが話していたことが印象的だったので書き残しておきたいと思います。
武井壮さんのプロフィール
- 1973年生まれで葛飾区出身
- 陸上十種競技の元日本チャンピョン
- 現在数々の業界で活躍中
- 2021年6月、日本フェンシング協会の会長に就任
- 2021年6月1日から「#スポーツを止めるな」「#音楽を止めるな」というキャンペーンを開始
日本フェンシング協会の会長になるまでの経緯
その番組には5年ぶりの登場だったこともあり、簡単なプロフィール紹介がありました。
その後は日本フェンシング協会の会長になっていることが話題に上りました。
決まるまでのこと
2021年アタマ、武井さんの元に、当時の太田雄貴会長から相談したいことがあるという主旨のDMが届きます。話を聞いてみたら、自身の会長としての任期が2021年6月で満了となり退任するので、その後任になって欲しいとのこと。フェンシング経験がなかった武井さんは一度お断りしたそうです。
太田さんは任期中に色々とフェンシング業界の改善を行ってきていたようです。退任にあたり、先を見据えてスポーツをエンタメにできる人を後任にしたかったらしく、その後も打診があった様子。
武井さんは結論を一旦保留にし、現役のフェンシング選手と話をして(フェンシング選手をスポンサードするメリットとか、露出が少ない件とか、結構話したらしいです)、最終的に日本現シング協会の理事となり、会長となったとのこと。
決まってからのこと
武井さんはこう語っています。
- 武井さん自身は、できることがまだ色々あると感じた。実際、会長に就任してからはやることだらけでろくに寝てない。
- そんな中でもトレーニングは毎日一時間やってる。
- ちなみに、大会のショーアップやスポンサー周りのフォローは太田さんの時までにできていたらしいです。
「#スポーツを止めるな」「#音楽を止めるな」キャンペーンについて
続いて、武井さんが2021年6月から始めた「#スポーツを止めるな」「#音楽を止めるな」キャンペーンについて。武井さんはキャンペーンの一環として「ひとりの戦士」という曲を配信リリースしており、そのことが話の中心となりました。
この曲に込めた想い
この曲に込めた想いについて、武井さんは次のように語っています。
- 芸能界やスポーツ会には、大会、試合、フェス、ライブがなくなって大打撃を受けている人たちが大勢いる。
- これらの業界では、生活が危機になったら自分たちがやっていることは必要ないものだ、という思いが蔓延していた時期があった。
- 磨いてきたものを発表する場がないのはよくない。
- 新しいものを作っていったん安心しよう、という想いで作った曲。
曲ができてから
この曲にはミュージックビデオがあるのですが、そのことについて武井さんは次のように語っていました。
- できあがった曲をトップアスリートに歌ってもらうミュージックビデオを作った。
- ミュージックビデオには映像のみの出演の方もいるが、出演している殆どの方には歌ってもらっている。
- スポーツの現場で使ってもらって、横で繋がって欲しいという願いもある。上からではなく横から繋がって欲しい(We are the wordl のアスリート版をやろう!ってことも仰っていました)。
曲の構成
概ねこんな感じ。歌詞も構成もシンプルな部類だと思います。メロディは一回聞けば覚えられます。
Intro ー 1A ー 1B ー 1C ー Inter ー 2A ー 2B ー 2C ー Inter ー Drop C ー 3C ー Outro
今回の出演について感想等を聞かれた武井さんが答えたこと
MCに振られて武井さんが語った内容が深かったです。
- スポーツはすべからくどの競技にも魅力があり、同じだけ楽しめる内側がある。
- 五輪があってもなくても選手が輝かないとダメ。五輪がないから競技を広められないってのは運営サイドの考え方も、これがなきゃダメだと言っている選手も、どっちもよろしくない。
- 自分の人生を輝かせるチカラがあるのが、スポーツをやる一番の意味。
- 自分たちのチカラで集客し、ビジネスを成功させて、みんながバンバン稼いで、有名になって夢のある業界にする。そうするとそこにスポンサーがつく。ついたスポンサーに、スポンサードしたときの宣伝効果がすごい!と思わせる。今のメジャースポーツはみんなんな構造になっている。
ろくたの感想
武井さんて色々考えて真摯に向き合っている人なんだなー、というのが素直な感想でした。そして、スポーツをビジネスとして考えるってことが少しだけ分かりました。
この曲が学校の運動会の定番になったら面白そうだなーと思ったりもしました。
興味がある方は「ひとりの戦士」で検索してみてください。
ではでは。