虚礼の廃止について

白紙メモ用紙とペン ひとりごと

お疲れ様です。
先日、一瞬だけ「虚礼の廃止」という言葉が注目を浴びました。
弊社でも虚礼の廃止が行われています。
ヒラ社員であるろくたもそのメリットを享受していますが、初めて聞いた時は「ナニソレオイシイノ??」でした。
ということで、今回は虚礼の廃止についての話題です。

虚礼の廃止とは?

虚礼とは何か、虚礼の廃止とはどういうことなのか、順番に見ていきます。

虚礼とは?

広辞苑による国語的な意味は次の通りです。

誠意のない、うわべだけの礼儀。無用の礼儀。
(広辞苑から引用)

虚礼の廃止って具体的にどういうこと?

虚礼廃止の具体的な対応は、年賀や中元のを送付すること等をやめる、になります。
取引先をはじめとした社外の関係者に対して虚礼の廃止を行う場合、事前に以下のような方法でアナウンスしておくのがベターです。

  • 「年賀状廃止のご連絡」等のメールや書状を送付する
  • 今年はやるけど来年以降は辞めるからよろしく!的なことを書いて年賀や中元と一緒に送る

翻って。
これって社内でもありますよね?
そして地味に煩わしいですよね?

ろくたの会社では、社員同士でのお中元や年賀状等の送付はやらないように言われています。
毎年年末に社内向けの通知が出て、その中に必ず「虚礼の廃止」があげられています。
なお、昔(昭和中盤くらいまで)はあったらしいという話を長く勤めている方から聞いたことがあります。
時代は変わりますね〜。

これについては、昨年度退職された方が「年末年始を普通に休んでればどうせ七日後には顔合わせる。今年もよろしく的なことはそん時に言えばいいだろ。」と言っていたのが非常に印象に残っています。
そう言われれば確かにそうですよね。
五月の連休、休む前と後で個別に挨拶って余程のことがないとやらないですもんね。
(この点、年が変わるということにどの程度重きをおくかって価値観とも関わってきそうではあります。)

別に今年も世話になった覚えなんぞないし来年も世話になんぞなるつもりはないけど、たまたま一年間同じ部署だったし一応行っとくか、くらいのノリでその年の最終出勤日に「今年もお世話になりました来年もよろしく&良いお年を!」なんて来られても対応に困ります( ←あくまで個人の見解でです )。

普段全く絡まない人に年末だけそんなこと言われても全くもってどうでもいいのですよ。
むしろそのせいであと三行くらいで終わりそうな電卓使った計算が水泡に帰したり、いい感じで集中できてた書類作成や書類チェックの流れが止まったり、修正に訂正印を要する書類への記載をミスったり。
いいことないんですよ(自分の事務処理応力が低いことはこの際置いといてね、はぁと)。

やることやったんなら普段通りにさ。







とか思ってしまいます。
こちとら年末はそこそこ業務量あるんじゃ。

あ。普段から絡みがある人だとそんなことないので念のため。

虚礼の具体例

さて、弊社で廃止された虚礼の具体例は次のとおりです。

廃止された虚礼1 年賀

職場から取引先への年賀状送付は行なってません。
取引先から届いても返信はしません。
年始の挨拶回り的なことは行なっていません。
なお、取引先の訪問を拒絶する趣旨でないので、訪問があれば対応します。

個人的には、年が明けて初めて会った日に挨拶すればいいんじゃね?と思います。
ちなみに、この対応をしていた一番遅かった年賀の挨拶は六月でした。年賀とは一体。
年賀の挨拶がないので、それに合わせて粗品を渡すこともありません。
なお、取引先に同様の対応をお願いしている訳でないので、お送りいただいたものはありがたく頂戴します。
頂戴しますが返礼品や礼状の送付は行いません。

廃止された虚礼2 お中元・暑中見舞・残暑見舞

夏の元気なご挨拶ですね。
どれもやりません。
取引先にも同様の対応を求めている訳ではないので、訪問等には対応します。
文字に起こすと偉そうな感じがしますが、決して優越的地位の濫用とかではありあせん。

廃止された虚礼3 お歳暮

暮れの元気なご挨拶( by どっかの企業のCM )です。
基本的には年賀と同じ対応をしています。

虚礼廃止のメリット・デメリット

今の会社の虚礼廃止前を知らないので廃止前後の比較はできません。
ですので、一般的に考えられそうなメリット・デメリットを考えてみました。

メリット

虚礼を廃止するメリットを三つ挙げてみます。

メリット1 無用な気遣いをしなくてよい

虚礼が廃止された後で入社した身としては、年末年始のよくわからない気の遣い合いが少なくて快適です。
やったね!
なお、全くないわけではないのは、業務上関わっている方との挨拶は普通にするからです。

メリット2 業務効率が向上する

挨拶回りの来訪者への対応で仕事の手が止まる。
こんな経験ないでしょうか?
先程社内の例を書きましたが、相手が取引先であっても同じことです。
突然の来訪で今やっている作業を強制的に中断してしまう割合がグンと減るので、結果的に業務効率が向上します。向上するというか、悪化しないという方が正確ですね。
やったね!

メリット3 廃止対象となったことに用いていたリソースが解放される

中元や年賀にかけていたリソースが解放されます。
その分、関係していた社員の業務量が減ります。
やったね!

デメリット

続いてデメリットを四つを挙げてみます。

デメリット1 そこでしか繋がりのない取引先や同僚と縁が切れる可能性がある

例えば、年に数回しか会わなかったり、トラブルがあった時だけ対応するような契約のような場合。
このような場合、時候の挨拶が取引先とコミュニケーションをするいい機会となってる側面があります。
そんな状態で虚礼の廃止が行われるとコミュニケーション機会が失われます。
対面でのコニュニケーションを好む取引先だと、それによって縁が切れる可能性も十分も考えられます。

デメリット2 粗品をもらえない

粗品の定番といえば自社の名前が入ったタオル・カレンダー・手帳など。
あとカタログギフトとか。
時候の挨拶に伴う贈り物がなくなるので、これらも当然になくなります。

デメリット3 管理コストがかかる

厳密には、続けるデメリットです。
訪問すべき取引先・何某かを送付すべき取引先に適切なタイミングで対応するためのコストですね。
対応する社員の人件費も含め、それなりにかかっています。

デメリット4 取引先が虚礼の廃止を行っていない場合は逆に気を遣う

ウチは虚礼の廃止を行うけど取引先は続けてるよ!ってケースです。
このとき、自社は取引先からもらってばっかりという状態になってしまいます。
この状態が心理的にツライというものです。

会社対会社というよりは、そこで働く従業員の精神衛生上の問題。
ただ、正直一従業員が気にすることではありません。
自分一人ではどうにもならないし。

決めたのは会社だから文句があるなら会社に言ってね!
くらいのつもりで対応してください。

で、廃止された虚礼にかけてきた時間を取引先のために別の形で使ってください。

虚礼の廃止が進むといいね

近年虚礼の廃止を行う企業もポツポツ現れ始めています。
コロナも一役買ったんでしょうか。知らんけど。

一方、これまで通りお中元やお歳暮、年賀状の送付等を続ける企業もあるでしょう。

各企業の価値観の問題だと思いますので、いい距離感で取引していきたいですね。

ではでは。

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