【秋の味覚】サンマの初競りがあったよ！【秋刀魚】

お疲れ様です。
サンマの初競りが行われたというニュースが報道されていました。
今回はそのことについて書いていきます。

サンマの初競りが行われたよ！
サンマについて
同じ金額で何が買えるか調べてみた
今回はサンマについて調べてみたよ！

サンマの初競りが行われたよ！

報道の内容はこんな感じでした。
なお、映像を見る限り、モノは小ぶりでした。

今日８月22日、札幌市卸売市場でサンマの初競りが行われた
根室で今シーズン初めて水揚げされた
１kg あたりおよそ23万円
過去最高だった2022年の54,000円の約四倍以上
一匹あたりに換算すると約28,000円に相当競り落としたサンマはスーパーで一般家庭向けに販売された
スーパーでの販売価格は一匹4,890円税抜、税込だと5,378円

サンマについて

毎秋お世話になっているサンマ。
そういえば彼ら（？）をあまりよく知らないので、サンマについて調べてみました。
ちなみに、ひらがなで検索をかけると明石家さんのほうが上位を独占しています。
恐るべし。
なので、魚のサンマについて調べたいときは、カタカナか漢字を使ってくださいね。

生物学的なこと

ダツ目ダツ上科サンマ科サンマに分類されます。
ダツ目というのが全身骨格が硬い骨でできている硬骨魚類という分類群のひとつ。
ダツ目魚類の体は一般的に細長く、断面は円筒形か逆三角形のことが多い。

漢字の由来

秋が旬である代表的な魚で、刀のような形状であることから「秋刀魚」という字が当てられたようです。
諸説あります。

近年の漁獲量

近年サンマの漁獲量は激減しています。
20年前は20万トン〜30万トン超の漁獲量でしたが、ここ数年は5万トンを下回っています。
水産庁が、サンマの不良原因と海洋環境の関係についての調査・研究結果を示しています。

〇日本におけるサンマの漁獲量の減少は、2010年に突然起きた分布の沖合化が契機であったと考えられる。
〇2010年以降も海洋環境や餌環境の変化等により沖合化と資源の減少が継続、進行している。
〇沖合化の背景として、近年の親潮の弱化とそれに伴う道東・三陸沖の水温の上昇があると考えられる。
〇サンマの餌となる動物プランクトンの量も、近年、減少傾向にある。
〇サンマの分布域が沖合に偏ったために産卵場や生育場も、餌条件が良くない沖合に移動している。
〇沖合の方が餌の密度が低いため、生育場の沖合化は、成長の低下を招くだけではなく、成熟にも悪影響を及ぼしている。
〇日本に近い海域では、他の浮魚類が増加したことにより、サンマが日本の近くに回遊しにくくなっている可能性が考えられる。
（水産庁ホームページから引用）