お疲れ様です。
今日は、はんだ付けの日らしいです。
面白そうだったのではんだ付けについて書いてみます。
今日は、はんだ付けの日!
日本語だと半田付けと表記する場合もありますが、記念日としての表記はひらがなっぽいです。
NPO法人日本はんだ付け協会が制定しました。
ん?
え??
はい???
日本はんだ付け協会!?
しかも特定非営利活動法人、だと!?
はんだ付けそのものよりこの協会に意識をがっつり持ってかれてしまいました、
なので、とりあえずこの協会の概要から参ります。
日本はんだ付け協会について
はんだ付けに対する誤解や錯覚を解消して、はんだ付けが誇るべき技術として広く認知されることが設立趣旨となっている特定非営利活動法人。
はんだ付け検定なる検定試験も主催しています。
ていうかはんだ付けって誤解や錯覚されてるのか??
はんだ付けについて
とにもかくにも。
協会の概要をつかめたところで本題、はんだ付けについてみていきましょう。
はんだ付けの語源は?
はんだ付けの語源には諸説あるようです。
一般社団法人日本溶接教会で溶接用語のルーツとしてはんだ付けが紹介されています。
7月25日をはんだ付けの日に制定した理由は?
はんだが七種類の元素からできていることと、はんだ付けに最適な温度が250℃だから。
なるほど!
至ってシンプル。
…あれ?
一桁足りなくね?
はんだとは?
はんだとは、金属同士をくっつけるときに使う錫と鉛の合金です。
はんだを構成する七種類の元素は次のとおりです。
- Sn(錫)
- Pb(鉛)
- In(インジウム)
- Ag(銀)
- Cd(カドミウム)
- Bi(ビスマス)
- Sb(アンチモン)
う〜ん。
そういえば元素記号久しぶりに使ったな。( ← このド文系め )
「はんだ付け」ってどういう作業?
「はんだ」と呼ばれる合金を熱で溶かして金属や電子部品を接合する作業のこと。
もう少し詳しく作業の流れを説明してみますね。
- はんだという針金っぽい形状をした金属に、ハンダゴテという工具を近づけます。
このハンダゴテという工具、電源を供給することで先端部分の金属を加熱できます。
その状態ではんだと、先端が十分に熱せれらたハンダゴテを溶接が必要な部分に近づけます。 - そうすると、ハンダゴテの熱ではんだが溶けます。
- はんだからハンダゴテを遠ざけると溶けたはんだが固まります。
- これで溶接完了。
大体こんな感じだったと思います。
「はんだあげ」ってどういう作業?
はんだ付けに関連して、「はんだあげ」という工程もあります。
一般にはんだを金属の表面に乗せることをこう呼びます。
乗せるといっても、ただ単に表面に乗せているのではりあません。
実際には、はんだと電線の金属表面との間で合金層が形成されることで、二つが一体化します。
銅線を基板に溶接する前に、チューブが剥がされて剥き出しになった部分をコーティングするといい感じにくっつくあれですね。
うまくできるとテンション上がったのを覚えています。
なお、細かいパターンが書かれた基盤の溶接には手を焼いていた模様。
今となってはいい思い出。
まとめ
電気・機械系の人と話しているとき、マイ・ハンダゴテ持っているって言うと謎に盛り上がります。
あとマイ・テスター。
まあ縁がないと一生関わんないもんな〜。はんだ付け。
さぁみんなでレッツはんだ付け!( ← オイ! )
ではでは。