お疲れ様です。
先日二十四節気について調べていたら、六曜にも言及している資料がいくつかありました。
なので、今回は六曜についてまとめてみたいと思います。
六曜とは?
発音は「りくよう」または「ろくよう」。
暦注のひとつで、14世紀頃中国から伝わった概念です。
先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の 六種類をいいます。
現在の日本では特に冠婚葬祭と結びつきが強いのが特徴的。
暦注というのは、日時や方位の吉凶、その日の運勢などのことです。
なお、七曜と区別するために六輝(ろっき)や宿曜(すくよう)とも呼ばれます。
七曜というのは木火土金水に日と月を併せた概念で、現在の曜日の考え方のもとになっています。
ちなみに、今使っているPCは「ろくよう」とタイプしないと正しく感じ変換されません。
普段「りくよう」と発音している身としては若干違和感が…。
六曜の意味1)先勝(せんしょう、せんかち、さきがち)
「先んずれば即ち勝つ」の意味。
急ぐことは吉とされ、早くことを済ませてしまうのが良い日。午前は吉、午後は凶。
かつては「速喜」「即吉」とも書かれました。
六曜の意味2)友引(ともびき、ゆういん)
もとは「共引き」の意味で、物事に決着がつかず良くも悪くもない日。
祝い事は良いが葬式などの凶事は忌みます。朝夕は吉、昼は凶。
浄土真宗では友引でも葬儀をすることがあります。
六曜の意味3)先負(せんぶ、せんぷ、せんまけ、さきまけ)
「先んずれば即ち負ける」の意味で、急用は避け、何事も平静を保つことが良い日。午前は凶、午後は吉。
かつては「小吉」「周吉」と書かれ吉日とされていました。
六曜の意味4)仏滅(ぶつめつ)
六曜における大凶日で、万事に凶とされる日。
葬式や法事は行われますが、婚礼などの祝儀は避けられる傾向があります。
なお、仏滅は「ぶつめつ」としか読みません。
六曜の意味5)大安(たいあん、だいあん)
「大いに安し」の意味で、万事に大吉とされる日です。
婚礼、上棟式、自動車の登録日や納車日、建物の基礎工事着工日や引渡日にすることが少なくありません。
六曜の意味6)赤口(しゃっく、じゃっく、しゃっこう、じゃっこう、せきぐち)
凶日で、正午は吉、朝夕は凶。特に祝事は大凶。
「赤」という字ががい入っていることから、火の元と刃物に気をつける日(死を連想されるものに注意する日)とされます。また、この日は訴訟や契約は避けるべきとも。
ちなみに今日は大安です
これまでの経験上、不動産取引や冠婚葬祭といった大きなイベントでは六曜を考慮していた気がします。
自分の手が及ぶ範囲のことは全てやり尽くした!
それでもなお、何か拠り所とするものが欲しい!
そんなとき、六曜が心強い味方になってくれるかもしれませんね。
ではでは。