2020年(令和2年)に読了した書籍一覧

詰み重ねた古書 読書

お疲れ様です。
ろくたには日記アプリを使って日記をつけていた時期がありました。
日記には、その日みた映画やその日読み終えた本なんかもメモっていました。

が!

その日記アプリ。
なぜか機種変更したタイミングで使用できなくなってしまいました。
なので、以降はTwitterに記録しています。

今回は、2020年(令和2年)に読了した本をまとめてみました。
2020年に読了した本を時系列で並べていきます。
2020年からは、iPadに読書記録をつけています。
書籍個別の感想については別途取り上げようと思います。
なので、さらっと感想を述べておくに留めておきます。
また、ものによっては概要の紹介のみにしています。
例によって読了した本全てをメモっていたわけではなかったので、読み終えた本かつ記録に残しているもののまとめとなります。

2020年は 18 冊読了

2020年は18冊読了しました。
うち10冊はシリーズものの小説です。こちらはひとまとめにして紹介しています。

ではどうぞ。

十二国記シリーズ(小野不由美著、新潮文庫)

この年は十二国記シリーズを一気読みした年でした。
二ヶ月くらいで全10冊を読破。

  • 風の万里 黎明の空(上・下)
  • 図南の翼
  • 丕諸の鳥
  • 黄昏の岸 暁の天
  • 華胥の夢
  • 白銀の墟 玄の月(一〜四)

十二の国が存在する異世界を舞台にした物語。

世界観は中国の歴代王朝っぽい雰囲気です。
これに、妖魔・妖獣という生物、歳を取らない仙という存在、キリンという高潔で神聖な生物(ニュアンス的にはユニコーンの方が近い)、十二人いる各国の国王は道を誤らなければ死を迎えることはない、等のファンタジー要素が加わることで独特の世界観を作り上げています。

個人的に大好きな世界観です。

以前NHKでアニメ版が放映されていました。
世界観がビジュアルで分かるので、アニメから入るのオススメです。
なお、アニメは現状dアニメストアくらいしか視聴手段がないです。

サブタイトルもそうですが、作品中にはちょいちょい難読漢字がでてきます。

最後の二冊くらいを読みながら、早く続きが読みたいとも、この本を読み終えたくないとも思った素敵なシリーズでした。

続編が出てくれるといいな。

教養としての落語(立川談慶著、サンマーク出版)

教養としてして知っておきたい落語の演目を著者が紹介しています。
江戸落語と上方落語の違い、代表的なオチの種類、落語の代表的な登場人物等が解説され、その後演目が紹介される構成です。
能、狂言、文楽、講談等についても少し解説があります。

紹介されている演目は、寿限無、まんじゅううこわい、時そば、目黒のさんま、芝浜、など有名どころが多いです。

YouTubeではなく書籍から入る場合の入門書として最適な一冊。

FACTFULNESS(ハンス・ロスリング著、日経BP)

ここ数十年間、わたしは何千もの人々に、貧困、人口、教育、エネルギーなど世界にまつわる数多くの質問をしてきた医学生、大学教授、科学者、企業の役員、ジャーナリスト、政治家―ほとんどみんなが間違えた。みんなが同じ勘違いをしている。本書は、事実に基づく世界の見方を教え、とんでもない勘違いを観察し、学んだことをまとめた一冊だ。(「BOOK」データベースより引用)

これからの会社員の教科書(田端信太郎著、SB Creative)

風邪を引いたら、休むべきか?ミスをしたとき、どうすればいいのか?これからの時代、なにを学べばいいのか?正解がないビジネスの世界で悩む率直な疑問に、本音でこたえる。会社にいながら自由に働くためのパスポート。(「BOOK」データベースより引用)

ブランド人になれ!(田端信太郎著、幻冬舎)

君もプロ野球選手より稼ぐプロサラリーマンになってみないか?リクルート、ライブドア、LINE、ZOZO。最先端企業に引き抜かれ続ける男が明かす、己の名を上げる仕事術(「BOOK」データベースより引用)

メモの魔力(前田裕二著、幻冬舎)

僕にとってメモとは、生き方そのものです。メモによって世界を知り、アイデアが生まれる。メモによって自分を知り、人生のコンパスを持つ。メモによって夢を持ち、熱が生まれる。その熱は確実に自らを動かし、人を動かし、そして人生を、世界を大きく動かします。誰にでもできるけど、誰もまだ、その魔力に気付いていない「本当のメモの世界」へ、ようこそ。(「BOOK」データベースより引用)

スマホ脳(アンデシュ・ハンセン著、久山葉子訳、新潮新書)

平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ。だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。なぜか?睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存―最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となった世界的ベストセラーがついに日本上陸。(「BOOK」データベースより引用)

内向型人間が無理せず幸せになる唯一の方法(スーザン・ケイン著、古草秀子訳、講談社+α新書)

外向型の人間を理想とすることは、多くの研究で言及されてきた。
おしゃべりな人はそうでない人よりも賢く、容姿がすぐれ、人間的に魅力があり、友人として好ましいと評価される。
話すのが速い人は遅い人よりも有能で、望ましいと評価される。
同じ力学は集団内でも適用され、会話の多い人は少ない人よりも賢いと判断される。
だが、外向型の人間を理想とする考えを、鵜呑みにするのは大きな間違いだ。
進化論からゴッホのひまわりの絵、パソコンにいたるまで、偉大なアイデアや美術や発明の一部は、自分の内的世界に耳を傾け、そこに秘められた宝を見つけるすべを知る、物静かで思索的な人々によるものだ。
内向型の影が比較的薄い領域でも、大躍進の一部は内向型の偉業だ。
本書では、そうした人々が、自らの内向性にもかかわらずではなく、内向性ゆえに、いかしにて偉業を成し遂げたかを検証する。(購入時付属の帯より)

内向型についての書籍はこれ以外に数冊読みました。

ヒトの性格を内向型と外向型に分類し、ヒトの性格はこのグラデーションのどこかにプロットできるとした上で、内向型について考察している一冊。
この世は外向型に合わせてつくられているという視点には心の底から同意です。

ちなみにワタクシ、何を隠そう内向型です。
内向型についてはまた後でまとめることができればと思っています。

ケーキの切れない非行少年たち(宮口幸治著、新潮新書)

児童精神科医である筆者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いたが、問題の根深さは普通の学校でも同じなのだ。人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校・社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する。(「BOOK」データベースより引用)

こちらはその後続編が発売されています。
「あ、ホントにケーキを等分できないんだ」という新鮮な驚きがありました。
幸か不幸か、これまでの人生でそういった人に出会ってこなかったので。

最後に

古本として売られているものもあるようですし、電子書籍版が出ているものもあるようです。
興味がある方は手に取ってみてくださいね。

みんな!
ほん、よもう!

ではでは。

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